長期のお休みを利用した4日間のプログラムで、普段の生活と遠く離れた長野・戸隠高原でのキャンプ体験を実施しました。
世界的に感染が拡大する新型コロナウィルの影響で窮屈な日常生活を送っている子ども達にとって、戸隠の大自然に囲まれて思いっきり楽しめた4日になったと思います。
今回参加していただいた皆様、戸隠でご協力いただいた方々に心より感謝を申し上げます。ウィルスとの闘いの日々が一刻も早く収束することを願っています。
活動の様子を前後編でレポートします。
1日目
金曜日の朝、横浜駅の構内に集合して、在来線で東京、新幹線で長野駅へ。
長野駅からキャンプ場までの移動は、いつもアルピコ交通さんの路線バスを利用するのですが、今回はご厚意で、なんと観光などに使う大型バスに乗せてもらうことに。 広くて快適なうえに、特別な旅行気分で、最高のスタートになりました。
キャンプ場についたらまずはアレコレ準備の時間です。4日間お世話になるキャンプ場の紹介と他のお客さんとも平和に過ごすためのルール説明、行動班・宿泊班のグループ分けなどをしました。そして最初の共同作業として、行動班ごとの『手裏剣ポイントシート』を作りました。
準備ができたら最初の川遊び。その裏ではサポーターが着々とキャンプサイトを設営しました。
一日目の夕飯は恒例の『ジンギスカンバーベキュー』。そうして楽しい夜は更けていきました。
2日目
キャンプ場の朝はみんなでラジオ体操から始まります。 文字通り『朝飯前』に体の準備を済ましたら、お野菜多めの朝食です。 希望する人は食パンを焚き火でトーストすることもできます。
2日目午前のプログラムは、牧場たんけんとキャンプ場のスペシャルプログラムに参加です。
全国的には不安定になる予報でしたが、戸隠は見ての通りいいお天気で、のびのびと高原の自然を満喫することができました。
お昼を挟んで午後は本格的に川遊び。最初はそーっと近づいて生きものを探しました。山から森を通って流れてくる雪解け水の川には魚や川虫、カエルやイモリなど様々な小さな生きものたちが暮らしています。
ひとしきり遊んだ後は、川辺でスイカ割り。 今回は感染予防対策として、①声を出さず、②手拍子のニュアンスと川のせせらぎを頼りに、スイカを探しました。 何人もチャレンジして「もうそろそろあきらめようか」と思ったところで、見事に割ってくれました。
川からあがった後はコチラも恒例の『ねじりパン作り』。 午前中に作っておいたバターを使って発酵させた生地を、細く伸ばして笹で作った串に巻き付けます。 焚き火台の火で焼き目が付いたら完成です。
出来栄えにはそれぞれのこだわりが見えてきますが、感想はみんな一緒に「おいしい!」と大好評でした。
夕飯の後は、キャンプ場主催のキャンプファイアーに参加しました。子ども限定のジャンケン大会では一般のお客さんに混ざって参加。 一人の隊員が最後まで勝ち残って商品をゲットしていました。
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