2月の活動をレポートします!
1日目
2月の活動は、4月からの次の学年に備えて『お気に入りの道具(アイテム)を自作しよう』ということで、自然素材を使った工作をテーマに2日間すごしました。
まずは工作に使えそうな材料を探しに、冬の野島公園を散策しました。 隊長からは『落ち葉』と『小枝』というアドバイスが。 冬の野島公園は多くの木々が葉を落として枝だけになっていましたが、よくよく見ると桜の枝先に花芽が膨らみ始めたり、春の気配を感じることができました。
研修センターに入ってからは、集めた材料でものつくりスタートです。 今回のポイントは「一年間使えるものを目指す!」「この2日間で完成させて持って帰る!」こと。 そのためには、丈夫で、持って帰る途中で壊れたりしない形、実際にお部屋に飾ることを想像する、などなど、いろんなことを考えなきゃいけません。 隊員のみんなも、心なしかいつもより少し集中して工作に取り組んでいるように見えました。
手を動かしながらそれぞれの目指すものが見えてきたくらいで、1日目の工作タイムは一旦終了。そのあと大浴場でのお風呂に、食堂で夕ご飯。 この日のメインメニューは鶏のから揚げ。しっかり食べて2日目の活動に備えてぐっすり休みました。
2日目
1日目の午後から降り出した雨は、朝も止まず。 ガラス越しに雨模様の野島を見ながら、いつものラジオ体操で一日が始まりました。
朝食の後、研修室でカレンダーの工作の続きと「ブンブンごま」作りを始めました。 カレンダーは残りの作業時間に合わせて完成イメージを修正。 ブンブンごまの材料には、横浜市内の公園の樹木の剪定で出た枝を使いました。輪切りにするためにノコギリを使いながら、道具の正しい使い方や、その大切さを学びました。
カレンダーとブンブンごまが完成したあと、最後の工作「エコバッグ作り」をしました。
以前サポーターが手作りした探見隊ロゴ入りエコバッグに、絵の具で絵を描いたり色付けをしました。 使ったのは扱いやすい水性の絵の具で、乾くと耐水性に変わるので野外での活動にも使えるバッグになりました。 スタンプのように落ち葉の模様をつけたり、手形をとったり、思い思いの発想で世界に一つのエコバッグを作り上げました。
いつもの自然工作以上に集中して「ものづくり」に取り組んだ2日間。 その分、実用性のあるものに仕上がったように思います。そしていつもながらに、色使いや形、モノの使い方などから、子どもたちの豊かな感性や発想を感じることができました。 今回出来上がったオリジナルアイテムが、次のみんなの1年を楽しく彩ってくれることを願ってます!
スペシャルムービー
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